公認心理師試験 合格を目指そう!
Gルート受験は2022年度の受験が最後
第5回 公認心理師試験まであとわずかですね。
今回の試験はGルートの方々が受験できる最後の回となります。
「今年こそは合格したい!」という方も多いのではないでしょうか?Gルートの方々は、働きながら日々勉強をされているかと思います。仕事でくったくたになった状態から、人によっては夕飯の支度をし、子どもの世話をし、その後のわずかな時間を利用してコツコツと学習を進めているものと思います。
Gルートで合格(学習方法と感想)
私も、昨年(2021年度)Gルートで受験しました。
私の場合は、過去に精神保健福祉士と学校心理士という資格を取得した際に学習をした知識の「貯金」があったので、何となく覚えていた知識を引っ張り出して再学習を行った形になります。しかしながら、働きながらの勉強は辛かったことを覚えています。毎日1~2時間コツコツと学習を続けた結果、合格した時には達成感と充実感でいっぱいでした。気持ち的には、勉強しはじめの頃は「絶対に合格する!」と、意気込んでいましたが、途中から「合格よりも、得た知識を現職にいかすために勉強するんだ」といった形に変化しました(そう考えることで、「合格」へのプレッシャーから逃げていた感じです)。
学習方法は、完全にインプットとアウトプットに分けて行いました。
インプットは、とにかく教科書、参考書、Youtube等を観てキーワードの理解に努めノートをまとめる作業です。
一方、アウトプットは、➀問題集をやる、➁覚えた内容を発信する(説明できるようにする)の2点です。
また、試験には事例問題が出題され得点も高いので何度も過去問を行い、確実に取れるように勉強しました。事例の背景にある理論や原理・原則を調べて勉強する感じです。
例)テストで悪い点を取った生徒が「自分には能力がないんだ・・」と落ち込んでいる。→原因帰属理論を調べる
Gルートは、ネット等で「心理検査の取れないGルート」、「専門知識のないGルート」等々と揶揄されることがありますが、私は特に支障もなく仕事で「公認心理師」と名乗って働いています。もしかしたら、影で何か言われているのかもしれないですが大きな影響はないです。
どんな仕事でもそうかと思いますが、資格で仕事をするわけではないので、知らないことや身についていないスキルがあれば、自分で調べたり、他者から聞いたり、研修に参加したりして自己啓発に努めればよいだけかと思います。
要点まとめ活用法
さて、今回はそんな私が、昨年受験勉強を進めるにあたって要点をまとめたノートを公開したいと思います。
日々忙しなく、まとまった時間が取れない方、仕事疲れで学習のモチベーションが上がらない方等々、是非ご活用ください。
尚、私自身が見やすいようにまとめたものなので、人によっては「見ずらい」、「何を書いているのか分からない」という方もいるかと思います。その場合は、参考程度にご活用ください。
また、内容に誤りがある可能性もありますので、あくまでも自己責任にてご活用ください。
活用方法は以下の通りが良いかと思います。
・試験直前の最終確認として
・要点の再確認として
・記載されているキーワードをさらに掘り下げるためのツールとして
・さらに肉付けし、オリジナルのまとめプリントをつくる材料として
要点まとめ
1.要点まとめ➀ 公認心理師法
2.要点まとめ➁ 産業分野
3.要点まとめ③ 医療分野
4.要点まとめ④ 司法分野
5.要点まとめ⑤ 教育分野
6.要点まとめ⑥ 福祉分野
7.要点まとめ⑦ 学習心理学
8.要点まとめ⑧ 認知心理学
9.要点まとめ⑨ 発達心理学
10.要点まとめ⑩ 社会心理学
11.要点まとめ⑪感情・人格
12.要点まとめ⑫ ストレス
13.要点まとめ⑬ 心理アセスメント
14.要点まとめ⑭ 脳
15.要点まとめ⑮ 精神医学
16.要点まとめ⑯ 薬学・生理学
試験勉強、頑張ってください!!
解答速報サイトまとめ
試験後は、合格点に届いているか否か気になり様々なサイトの解答速報を確認しました。良く確認していたサイトは以下の通りです。
●最も早かったサイトがこちらです。
みんなでつくる!第4回公認心理師試験解答速報 : 和光大学青年心理学研究室
●こちらのサイトも早かったです。
●こちらのサイトも早いです。
公認心理師/臨床心理士/公認心理師試験対策の予備校| IPSA心理学大学院予備校
●自分の解答の入力が必要です
●登録が必要です
●当然、最後はこちらのサイトですね(日本心理研修センター)
http://shinri-kenshu.jp/support/examination/examresults_2021.html
事例問題は確実に抑えましょう!
合格前も後も役立つ書籍
資格取得に向けた勉強にも、公認心理師として働く実践場面においても役立つ書籍をピックアップしました。ぜひ、ご参考ください!
様々な検査の概要等、アセスメントの基本的情報が記載されてます。公認心理師を目指す人、公認心理師になった人に必要な1冊です。
代表的な検査について、分かりやすく記載されています。この本を読んで心理検査の基本的なことを身につけましょう!
診断基準を把握し、クライエントやそのご家族や周囲の困り感を把握しつつ、アプローチの切り口を見出すことに活用しています。
一般的な辞書のように五十音形式で記載されているのではなく、項目事に記載されているので、調べたいことの全体像を把握することができます。もっておきたい1冊です。
常に持ち歩いている本です。DSM-5に対応しており、わからないことがあったらすぐにこの本で調べるようにしています。著者の松崎先生のYouTubeは、毎日拝聴していました。
「適応行動」とは何なのか、その根本的なことが記載されています。
また、心理検査『Vineland』によるアセスメント事例等も載っており役立ちます。
心理検査実施後のフィードバックを行う際の、留意点等が細かく書かれています。
特にWISCとKABCに焦点を当てた内容となっており、仕事上かなり重宝しています。
DSM-5と同様、診断基準を把握し、クライエントやそのご家族や周囲の困り感を把握しつつ、アプローチの切り口を見出すことに活用しています。
心理検査にて、ワーキングメモリ―が低くでた子どもやその保護者に対し、具体的な対処方法としてフィードバック時に参考としてご提案します。
事例問題は確実に抑えましょう!