公認心理師試験の直前の確認に、特に重要な部分だけを抜粋した、自作ノートを公開します!自己責任の下、必要に応じてご活用ください。
ここでは、薬学・生理学に関連する内容をまとめています。
薬学・生理学
1.向精神薬
⇒精神に作用する薬全部。胆汁中に排泄され、代謝により活性を失う。
種類 |
種類2 |
適応疾患・主な薬名 |
副作用 |
効果 |
抗精神薬 |
定型 |
(クロルプロマジン) |
ドーパミン受容体遮断 |
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非定型 |
統合失調症/うつ/双極性 (リスペリドン、クロザピン) |
副作用小のため 主流、体重増加 |
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三環系 |
うつ(重症のうつ) |
眠気、口渇、便秘 |
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四環系 |
うつ |
強い眠気 |
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SSRI |
うつ、不安、強迫性 レクサプロ) |
※賦活症候群 依存性なし、急な中止をしない |
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SNRI |
うつ、不安 |
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=
半減期短⇒依存! |
ベンゾジアゼピン 系薬 |
不安、不眠、うつ等々・・・ |
依存性・耐性あり 漠然とした長期使用は避ける 筋肉が緩む(転ぶ) |
脳の興奮を抑える
半減期が短いほど依存しやすい! |
非ベンゾジアゼピン |
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不眠 |
副作用少ない 高齢者向き |
メラトニン増で眠気 オレキシン減で眠気 |
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精神刺激薬 |
中枢神経刺激 |
(メチルフェニデート:コンサータ) |
不眠 午前中の服用が良 |
ドパミン再取込阻害 食欲低下 |
非中枢神経刺激 |
(アトモキセチン:ストラテラ) |
傾眠(昼間の眠気) 眠気 |
ノルアドレナリン再取込阻害 |
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(グアンファシン:インチュニブ) |
アドレナリン受容体作動 |
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双極性 (炭酸リチウム) |
腎機能低下 甲状腺機能低下、⇒リチウム中毒 |
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2.錐体外路症状
⇒評価スケール『DIEPSS』あり⇒4つの副作用
足のむずむず感、じっとしていられない |
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眼鏡の上転、筋肉のつっぱり |
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ジスキネジア |
舌、唇、顎のリズミカルな動き |
パーキンソニズム |
手足の震え、筋肉固まる |
※賦活症候群:副作用の不安、焦燥などからリストカット、自殺行為の危険性あり。(投与初期、増量期)
※オピオイド:手術中・後、がん性疼痛などに使用される麻薬性鎮痛剤。「副作用にせん妄」
〇セロトニンの低下→情緒的衝動、行動的衝動の抑制に関与→うつ病、強迫性障害等
ここまでです。お疲れさまでした!
事例問題は確実に抑えましょう!
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1.要点まとめ➀ 公認心理師法
2.要点まとめ➁ 産業分野
3.要点まとめ③ 医療分野
4.要点まとめ④ 司法分野
5.要点まとめ⑤ 教育分野
6.要点まとめ⑥ 福祉分野
7.要点まとめ⑦ 学習心理学
8.要点まとめ⑧ 認知心理学
9.要点まとめ⑨ 発達心理学
10.要点まとめ⑩ 社会心理学
11.要点まとめ⑪感情・人格
12.要点まとめ⑫ ストレス
13.要点まとめ⑬ 心理アセスメント
14.要点まとめ⑭ 脳
15.要点まとめ⑮ 精神医学
16.要点まとめ⑯ 薬学・生理学
試験勉強、頑張ってください!!